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振袖で電車に乗るときのポイント

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電車移動はポイントをおさえれば怖くない!

普段着慣れていない振袖だからこそ、まずは急がず焦らず、ゆったりと移動できる時間を確保しましょう。会場までの移動手段として電車に乗る際は、以下のことに注意すると着崩れや危険な場面を回避できます。

歩くとき

小股で内股。これが振袖で歩く時の基本です。大股で歩くと着崩れの原因になってしまいます。常に和服を着ている意識をもって、シャナリシャナリとおしとやかに歩きましょう。

駅の階段の上り下り

振袖は足下までかかる丈であることが多いので、裾を踏まないように注意してください。右手で少しだけ裾を上げると、上り下りしやすくなります。可能であればエレベーターの使用がおすすめ。エスカレーターも良いですが、いつもより足が上がりにくく、開きにくいことにも気を付けてください。

席に座るとき

少しきつい姿勢かもしれませんが、浅く腰を掛け、背筋を伸ばしておくと◎です。後ろにもたれてしまうと、せっかくの美しく仕上がった帯がつぶれてしまいます。足は開かずに、内ももに軽く力を入れて、そろえて座りましょう。

つり革を使用するとき

腕を大きく上げると袖口が二の腕までスルスル~っと下がってしまいます。それを防ぐために、袖口を反対の手で押さえるようにしましょう。できればつり革よりドア付近のバーを持つた方が、着崩れしにくいでしょう。

しゃがみこむ姿勢をとるとき

物を落としてしまったり、姿勢を低くしなくてはならないタイミングもあるかもしれません。洋服を着ている時と同じ感覚でしゃがみ込むと、しゃがみにくくて体制を崩してしまうか、着崩れてしまうかどちらかになってしまいます。また長い袖が地面について、汚れの原因になる可能性も!しゃがむ際は、袖を重ねながら上前をおさえて、体をななめに固定したままでゆっくりしゃがみ込みます。立ち上がる際もゆっくり立ち上がってください。

「しまった!着崩れた!」という時の対処法

いつもと違うと思いながらも、振袖を長時間着ていると、つい洋服と同じ感覚で過ごしてしまうもの。着崩れないように過ごすことも大切ですが、万が一に備えて自分で直す方法も覚えておくと、当日安心できます。

衿元

下前の衿元が緩んだら、脇の近くの隙間「身八つ口」から手を入れて下前の衿を軽く引き、胸紐に挟んでください。上前の衿は衿元を片手で押さえながら下に軽く引きましょう。そのとき、帯の下のおはしょりも軽く整えると着崩れが目立ちにくなります。

腰回り

動くたびにたるみやすい腰回りはおはしょりを軽く引きます。腰回りを整えてシワを伸ばすのもお忘れなく。引き上げすぎには要注意です。ただし、これはあくまでも応急処置です。やさしく行いましょう。

まとめ

着慣れない振袖で過ごすことに不安な場合は、会場にできる限り近い場所で着付けをお願いするのも良いですね。また満員電車は避けた方がベターでしょう。車での移動が可能な会場であれば、車移動を選択するのも◎。久しぶりの友人との再会を楽しめるように、成人式当日までに対処法を読んでスムーズな移動の対処法を学んでおきましょう。