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自分でカワイイと思って選んだ振袖の柄やデザインなのに、「何だか安っぽい…」なんて絶対に言われたくないですよね。
このページでは、安っぽい振袖の特徴について詳しく解説しながら、安っぽく見られないためのポイントと振袖の上手な選び方をまとめました。
振袖は、生地に使われる素材や柄によって、金額に大きな差が出ます。製作に手間ひまがかかっている振袖は刺繍や金彩加工などが施されており、値段も高く見た目にも高級感を感じられます。
一方、安い振袖は染物やプリントのため、立体感がなく生地もつるんとした印象です。そのため、立体感のない振袖は高価な振袖に比べてどうしても安っぽく見えてしまいます。
蛍光色など、色合いが極端に明るすぎる振袖も安っぽい印象を与えてしまいます。明るい色は軽やかで親しみやすいイメージですが、振袖に多用すると明るくなりすぎて安っぽく見えてしまいます。
振袖の色は、深みのある落ち着いた色がエレガントです。黒よりの茶色や深緑など、濃い色を選ぶようにすると良いでしょう。白の場合も、オフホワイトよりもアイボリー系のほうがリッチさを感じられます。
生地が傷んでしまった振袖も、安い印象を与えます。レンタル振袖は、レンタルされた回数によってどうしても傷みが生じます。着古した洋服や靴、バッグなどが安っぽく見えるのと同じように、振袖も何度も着まわされてダメージがあると、高価なものでも高級感が失われてしまいます。
振袖を安さだけで選んでしまってはいけません。値段が安くてもよく見える振袖はありますが、相場よりも極端に安い振袖は、染めやプリントが平面的で安っぽい、色が明るすぎるなど、パッと見ただけでも安物と分かります。振袖を選ぶ際には相場価格を参考にして、極端に安い振袖は避けるようにしましょう。
安っぽい振袖を避ける最も有効な方法のひとつが、実物を確認することです。安っぽく見える振袖の特徴でも述べたように、柄に立体感がない振袖や極端に明るい色使いのもの、着まわされて傷んだ振袖は、実際に自分の目で見れば分かります。
特にネットレンタルの振袖の場合、立体感や色、傷み具合が分かりづらく、使われている画像が今の状態のものかが不明なため上手く判断することができません。振袖は、必ず実物を確認した上でレンタルするようにしてください。
「できる限り予算を低く抑えたい」「柄やデザインが気に入ったから、どうしてもこれが良い」といった場合、小物や着こなしで高見えを狙うのもひとつの手です。帯やショール、草履、バッグなど、小物をランクアップすることで見栄えがグッと良くなります。
金糸や銀糸が使われている、高級感のある帯や草履、バッグを合わせてみましょう。ショールは毛の密度や質感で高級感を持たせるために、羽毛ではなく厚みのあるフェイクショールやフォックスショールを選びます。
ワンランク上の上品なアイテムを選ぶだけで振袖姿の高級感がアップしますので、ぜひ参考にしてみてください。