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成人式迎える1月の札幌は、一面の雪景色です。雪道を、振袖と草履で歩くことは避けられません。
そこで、雪道を振袖と草履で歩くときの対策を紹介します。
雪道を歩くときの対策として欠かせないのが防寒草履です。
通常の草履はつま先が出てしまうため、足袋が濡れてしまいますが、防寒草履はつま先にカバーが付いているため、足袋が濡れにくくなっています。
さらに、防寒草履の底は滑らないようゴムになっていますので、雪道を歩く札幌の成人式に参列される方は、防寒草履の準備をオススメします。
防寒草履は、洋服でいうところの長靴にあたるもの。式典でホテルで行われる場合は、会場へ入るとき通常の草履に変える方が多いようです。
せっかくの成人式の晴れ舞台で、振袖や足袋が汚れてしまっては、気分も台無しです。
晴れやかな気持ちで成人式を迎えられるように、雪対策として準備しておくといいものを紹介します。
雪の予報がなく、確実に晴れると分かっている場合をのぞき、雪の可能性がある時は傘を準備しておきましょう。
北海道にお住まいの方は雪でも傘を差さないことが多いかもしれません。しかし雪やみぞれ(雨混じりの雪)が降って頭が積もると、せっかく綺麗にセットした髪が乱れたり、振袖が濡れたりすることが予想されます。
傘は全身が覆われる大きなタイプがオススメです。
和の雰囲気を崩したくない場合は、和傘などはいかがでしょうか?風情がでて、記念写真を撮影する際にもアイテムとして使えます。
札幌での成人式を参加予定なら、雨コートを準備するという方法もあります。雨コートは、振袖の上に羽織れるアウターで、雪や雨で振袖が濡れるのを防止してくれるものです。
札幌での成人式は雪が降る確率は高いといえます。過去にも度々、札幌での成人式は大雪が降ることが多くありました。
雨コートは、傘の横から入ってくる雪や、泥はね汚れを防止する効果が期待できます。
雨コートを選ぶなら、裾まで隠れるものがオススメです。価格も数千円から数万円までと様々な種類があります。デザインも豊富にあるので、自分好みの雨コートを選びましょう。
足元の雪対策は、先ほど紹介しましたように、防寒草履がオススメです。さらに足袋の上から履く足袋カバーを準備しておくといいですよ。
足先をカバーしている、防寒草履でも道路状況によっては、足袋が濡れてしまうかもしれません。晴れている場合でも、雪が溶けて道がぐちゃぐちゃになれば、泥はね汚れも心配です。
足袋は白いものが多いので、泥汚れは目立ってしまいますよね。
そうならないように、足袋カバーで足袋の汚れを防ぎましょう。足袋カバーは移動中に付けて、会場についたら外せば、きれいな足袋で式典に参加できます。
雪の降る確率の高い札幌では、ブーツを履くのもオススメです。防寒草履は足袋が濡れるのを防いではくれますが、雪がたくさん積れば、足袋が濡れてしまうかもしれません。その点ブーツなら安心です。
振袖の裾をあえて短めに着付けて、ブーツを合わせるとモダンな雰囲気になりますよ。
やはり振袖には草履を合わせたいという方は、移動中だけブーツを履くだけで、足袋が濡れるのを最小限に防げます。普段から履いているブーツでも大丈夫なので、検討してみてくださいね。
いくら気を付けていても、裾が汚れてしまうこともあるでしょう。そんな時は自分で汚れを落とそうとせず、専門のクリーニング業者に頼みましょう。
自己流で汚れを落とそうすると、振袖が傷ついたり、汚れが広がったりする恐れがあります。着物のクリーニングは特殊な技術が必要ですから、早めに専門のクリーニング業者へお願いしましょう。
またレンタルの振袖は、クリーニング代金が料金に含まれていることが多いので、自分でクリーニングに出す必要はありません。ただ返却する際に、汚れた箇所をきちんと伝えましょう。
汚れ具合によっては、追加料金が発生する場合があります。上記で紹介したことを参考に、汚れに注意して取り扱うようにしましょう。