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振袖のレンタルには、普通のレンタルと、オーダーレンタルがあります。このページでは、普通のレンタルとオーダーレンタルの違いや、オーダーレンタルのメリット・デメリット、料金相場や注意点について、詳しく解説していきます。
振袖のオーダーレンタルとは、未仕立ての生地を一人ひとりのサイズに合わせて仕立て、レンタルができるサービスです。オーダーレンタルなら自分にピッタリのサイズに仕立てることが可能です。 自分が着たい振袖の生地を選んだら、身長などを測定し、体形に合ったサイズに仕立てます。着終わったら、普通のレンタルと同じく、そのまま返却します。
普通のレンタル振袖の場合、仕立てあがった振袖のなかから、自分に合うサイズのものを選びます。サイズがS・M・Lなど別れており、体形に合ったものを選ぶのが一般的です。気にいった色柄とサイズがマッチすればよいですが、体型によっては好きな着物を着られないケースもあります。
振袖のオーダーレンタルを選ぶと、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは、オーダーレンタルのメリットを4つ紹介します。
オーダーレンタルはあくまでレンタルなので、購入品と比較するとリーズナブルです。トレンドの振袖も、レンタル価格で借りられます。しかも、オーダーレンタルなら新品なので、誰も袖を通していない新品振袖を着られます。
背が高かったり低かったりすると、既製品では選べる色・柄の幅が狭くなることがあります。オーダーレンタルなら自分サイズに仕立てられるので、気に入った振袖をレンタルすることが可能です。体形に合わせて仕立てられるため、着心地がよく着崩れにくいというメリットもあります。
普通のレンタル振袖の場合、色や柄が限定されてしまいます。限られた中から選ばなければならないため、気に入る振袖が見つからないこともあるでしょう。 オーダーレンタルなら豊富なバリエーションの中から好みの色・柄を選べるので、周りと被らない振袖を着られます。
オーダーレンタルは、振袖を購入するよりも安い価格で新作品をレンタルできます。 振袖の柄にも流行がありますが、レンタル品は1年以上前のものがほとんどです。トレンドの振袖をリーズナブルな価格で着るには、オーダーレンタルがおすすめです。
振袖のオーダーレンタルのデメリットを紹介します。メリット・デメリットの両方を把握したうえで、自分に合ったレンタル方法を選びましょう。
オーダーレンタルは仕立てる手間がかかる分、普通の振袖レンタルよりも料金が高くなります。普通のレンタルよりも数万円高くなるのが一般的なので、料金を抑えたい人は注意しなければなりません。
オーダーレンタルにかかる料金相場は、約22万円~28万円(税込)※です。通常のレンタルよりも1割ほど高くなっています。 それでも購入するよりは安く済むので、予算を考慮して検討しましょう。
※参照元:花てまり(https://www.hanatemari.jp/topics/topics-2951/)
振袖を仕立てるのには、数か月の時間がかかるのが一般的です。振袖のオーダーレンタルを利用する際は、仕立てる時間を見越して注文してください。 多くの方は1半~2年前には、振袖の準備を開始するそうです。オーダーレンタルが間に合わないことのないように、余裕をもってオーダーしましょう。
振袖のオーダーレンタルは、ぽっちゃりさんや高身長の方、小柄な方にも多く選ばれています。普段の洋服のサイズで困ることがある方は、サイズに合わせて仕立てられるオーダーレンタルがおすすめです。オーダーレンタルで仕立てた振袖なら、きれいに着付けられます。
振袖のオーダーレンタルについて、詳しく解説しました。人とは違った振袖を着たい方や、色や柄にこだわりたい方、サイズでお悩みの方は、オーダーレンタルで振袖を楽しんでみましょう。